📚 Ban.Tai Education Design 公式書籍

学校の時間割が変わる。

― 調整授業時数を現場でどう理解し、どう準備するか ―
著:磐田井(Ban.Tai Education Design 代表 / 教育現場40年)
制度を知るだけでは、学校の時間割は変えられない。
制度 → 年間計画 → 時間割 → 週案 → 実績 → 提出資料まで、学校で「実際に動かす」ところを扱う一冊。
『学校の時間割が変わる。 ― 調整授業時数を現場でどう理解し、どう準備するか ―』表紙画像
BOOK HIGHLIGHTS

本書の3つの大きな特徴

1

「確定していること」と「まだ決まっていないこと」を分ける

「15%程度」など注目される数字だけを先取りせず、現在示されている方向性、制度確定後に判断する事項、学校が今から準備できる事項を分けて整理します。

2

制度から教務実務までを一本につなぐ

標準授業時数、学校の計画、削減・充当、年間指導計画、時間割、週案、実績、提出資料を別々に扱わず、一つの運用として整理します。

3

読んだ内容を対応アプリで確かめられる

本書で考え方を理解し、Ban.Taiの調整授業時数対応版で年間計画や時数管理の流れを具体化。「読む」で終わらず、「学校で使う」までをつなぎます。

WHAT MAKES THIS BOOK DIFFERENT

制度解説だけで終わらない

調整授業時数を扱う書籍には、制度の解説、学校経営、先行事例を中心にしたものがあります。本書が重点を置くのは、その先にある「学校でどう運用するか」です。

制度
年間計画
削減・充当
時間割
週案
実績
提出資料

「制度を理解する」から「教務が実際に動かす」までを、一続きで扱う。

制度・年間計画・時間割をつなげて検討する教職員の校内会議のイメージ
制度を読むだけでなく、年間計画・時間割・授業時数へどう落とし込むかを校内で検討する。
OVERVIEW

なぜ今、時間割が変わるのか

2026年9月、文部科学省の中央教育審議会にて「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ(案)」が示されました。情報教育の抜本的拡充、生成AIの活用、そして話題となっている「調整授業時数制度」の創設など、学校現場には大きな転換が迫られています。

しかし、新しい制度や新しい領域が提示されるたび、現場の先生方から上がるのは「また仕事が増えるのではないか」という当然の不安です。

本書は、小学校・中学校・高校の教員として40年間現場に立ち、現在は教務支援システムを開発する著者が、制度の狙いを冷静に整理し、先生方が見通しを持って準備を進めるための思考と実務のツールをまとめたガイドブックです。

TABLE OF CONTENTS

目次・構成

制度の背景から、年間計画・時間割・週案・実績管理まで。現場で実際に動かす順序に沿って構成しています。

第1章
なぜ今、調整授業時数なのか
学校の時間はなぜ変わろうとしているのか/「余白」が求められる背景/次期学習指導要領に向けた議論/先行実施と今後の見通し
第2章
標準授業時数とは何か
標準授業時数の基本/年間授業時数との違い/週時数との関係/「標準」をどう読むか/学校が教育課程を編成するということ
第3章
調整授業時数制度を正しく理解する
何を調整できるのか/総授業時数との関係/削減する教科と充当先/まだ確定していない事項/注目される数値をどう読むか
第4章
学校の年間計画はどう変わるのか
基準となる年間計画/学校採択時数/調整前と調整後の計画/複数教科からの削減/複数の学習活動への充当/年度途中の変更
第5章
時間割・週時程をどう組み直すか
45分授業だけではない時間設計/1/3コマ・2/3コマ/短時間学習/モジュール/週時程への配置/行事との調整/子どもの生活時間から考える時間割
第6章
年間指導計画と教科書をどうつなぐか
教科書会社の年間指導計画/学校独自の年間計画/内容を落とさず時数を見直す/単元配列/教科横断/情報・探究との接続
第7章
学校は今から何を準備できるか
現行制度の中でできる準備/校内での共通理解/サキドリ試行/小さく試す方法/記録を残す/制度確定後に変更できる仕組み
第8章
先行実践から考える調整授業時数
先行校の考え方/余白を何に使うのか/探究・情報・地域学習/研修時間/学校ごとの違い/実践をそのままコピーしないために
第9章
年間計画・週案・実績を一つにつなぐ
教務と担任のデータ連携/年間計画から週案へ/授業実績の記録/標準・計画・調整・実績の比較/年度途中の点検/提出資料への反映
終章
時間割を変えることは、学校を変えること
制度対応を目的にしない/何のために時間を生み出すのか/子どもの学びと教師の時間/学校が自分たちの教育課程をつくる
巻末資料
学校で使うための資料・確認表
文部科学省資料の読み方/制度・用語整理/年間授業時数確認表/調整授業時数記録例/年間計画例/週時程例/校内検討チェックリスト/参考資料・出典一覧/Ban.Tai調整授業時数対応版の使い方
年間計画・週案・授業・実績をつなげて確認する教師と学ぶ児童のイメージ
年間計画と週案が日々の授業につながり、実績として戻ってくる。その循環までを本書では扱います。
RECOMMENDED FOR

このような方におすすめです

教務主任・校務分掌担当の先生

年間指導計画の作成や週案・時数管理のルール整備を担当し、制度変更への事前の備えを考えている方。

学級担任・教科担当の先生

情報活用能力の指導や生成AIの取り扱い、時数の調整が自分の授業や週案にどう影響するか知りたい方。

校長・副校長・教頭(学校管理者)

校内研修や教育課程の編成において、断定的な情報に惑わされず確かな方向性を示したい管理者の方。

教育委員会・教育関係者・保護者

これからの学校教育がどのように変化し、子どもたちの学びがどう深まっていくかに関心をお持ちの方。

AUTHOR PROFILE

著者紹介

磐

磐田井(Ban.Tai)

Ban.Tai Education Design 代表 / 元小・中・高校教員

教育現場40年の経験を持つ。体育・視聴覚・理科主任、教務主幹、生活指導主幹、研究主幹などを経験し、年間計画、時間割、週案、校務運営に携わってきた知見を活かし、現在は教育支援ツールブランド Ban.Tai Education Design を運営。先生方の仕事を軽くし、子どもたちの学びを深めるためのWebシステムや教材、書籍の執筆・開発に取り組んでいる。

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